2016年03月28日

ミスラ:及び三人目の十天衆

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アフラ・マズダが、第19回目古戦場の目玉ボス・アーフラーの出典かな、というのは前回のお話

その調査過程で見付けたのが、ストーリーキャラクターの最終解放や、メインストーリークエストでかなり苦戦した「ミスラ」と、そのアフラ・マズダがイラン神話で同一視されている、という事実。

自動車メーカーのマツダが、社名を「matsuda」ではなく、「mazda」としているのは、、実はそのアフラ・マズダから採っているよう、というのは大昔に書いた記憶があります。
第二代社長のお名前が松田重次郎さんであったのにももちろん掛かっています。多分。というか、社長の名前が「松田さん」だから、mazdaという単語を使おう、となったんですよね、流れとしては。


グランブルーファンタジーをプレイしていると、豆知識が増えて行きます。
私的解釈なので、その出典と確実性にはあやふやなところがあるから、あまり記事の信頼性は高くないのですが……。


ともあれ、ミスラです。

なんでも、イラン神話に登場する最高神であり、英雄神とのこと。
また、ミスラはインド神話内で「盟友・友」という意を持ち、同時に「契約」という意味もあるという。
正確に言えば、「契約」に裏打ちされた「盟友」といった意味合いのよう。

メインストーリー内で、ラカム氏とノアさんが「固い」という以上の友情で結ばれていた理由はミスラが間に介在していたため。
というわけで、神話内の設定である、契約履行者としてのミスラの役割が正しく発揮されていると見えます。

ただ、神話についてもっと詳しく見てみると、ミスラが交わす契約には、ミスラと同じ古代インドの最高神であるヴァルナという水神(元は天空神)が関わってくるとのこと。
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グランブルーファンタジーにも登場します。

ミスラの役割は、契約を「締結」し「祝福」すること。
そして、ヴァルナの役割は、その契約の「履行を監視する」と。
この契約に背いたものには厳しい罰が下されたと言います。


上記の通り、ミスラは古代インドでは最高神としてありましたが、ゾロアスター教ではアフラ・マズダこそが唯一絶対の最高神とされたため、こちらの教典内では中級の神と位置付けられるようになったそうです。


ちなみに、ミスラは軍神としての一面もあり、この場合戦場でミスラを先導したのがやはりゾロアスター教の英雄神ウルスラグナ。
変身を得意としていて、ミスラの前ではイノシシの格好をして現れる姿が宗教画としてよく描かれたそうな。

ウルスラグナ、どこかで聞いたと思ったら、
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多分、シルヴァさんの解放武器・ヴリスラグナの元ネタかと。
ウルスラグナの綴りがVerethragnaなので、ちょっと読みを変えれば当てはまりそうです。







そして、今回のテーマのもう一つ。
三人目の十天衆をどなたにするか、です。

SSRキャラが一番少ない火属性の補強と、トレジャーハントを少しでも楽にできる(はずの)エッセルさんがいいかな、と思ったものの、目つきがきつい。
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見るからにツンデレっぽくて、仲間に出来ればお気に入りになるんだろうな、とは思いますが、そこはさらっと流して……。


……なので、古戦場イベントの時の目玉狩りが楽になると噂されている、サラーサさんを目指そうかと。
見た目が犬っぽくて可愛い、そして強いらしいので。
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とすると、強化していくのは三寅斧。
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行きます、このまま。

寅=虎なので、「サンコフ」とか勝手に読んでたんですけど、実際は「ミトラフ」だそうで。

そして、このミトラという語。

古代インドでは「ミスラ」と呼ばれていて、それがヘレニズム時代に地中海世界に伝わり、名前が「ミトラ」と変わったという説があります。
紀元前1世紀から5世紀にかけて、ローマで隆盛を迎えた宗教の一派が「ミトラ(ス)教」だったという。

三虎斧の、「ミトラ」という読みは多分この「ミトラ教」を意識したものでは?という勝手な推量です。










posted by Loucina at 19:45| 十天衆への道 | 更新情報をチェックする

2016年03月27日

ヴァルカンライオ:及びライバルの語源について


二周年アップデートにて、新ジョブの取得難易度が高過ぎて、心が折れて、少しの冷却期間を置いている現在。

それでも、星の古戦場イベントと言えば、勲章報酬にある金剛晶が魅力的で、微課金者、無課金者にとっては出来る限り狙いたいものなのではないかと。
もちろん、課金者にとっても魅力的、なのでしょう。

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今回の星の古戦場イベント、四足歩行ボスはベオウルフ。

ベオウルフは、英文学最古の伝承・叙事詩に出て来る英雄の名前とのこと。
ウルフ、と付くことから、狼の怪獣か何かかと思っていましたが、調べてみると全く違うようで。むしろ、ドラゴンを退治したりと、古代デンマークを舞台に活躍した勇者のよう。







目玉型ボスの方は、アーフラー。
出典は、ゾロアスター教の主神、アフラ・マズダかな……?

闇属性古戦場ボスのベヒーモスとセットで現れる目玉型ボスがアーリマンで、こちらはゾロアスター教の悪と暗黒を象徴するという。

それに対立する位置に、アフラ・マズダはある、と。

アフラ・マズダは、ゾロアスター教にとって光と全の象徴とのこと。
四足歩行ボスのベオウルフは、実際は英雄ですし、アーフラーも善神です。
なので、この古戦場は悪者退治というより、主人公たちの力試しといった風な見方も出来るかもしれません。
と、そこまでまじめに考えなくてもいい気がしますが……。

そして、Extreme+ボスは、ヴァルカンライオ。
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この出典がなかなか分からず。
ヴァルカンは、ローマ神話に出て来る火の神ウゥルカーヌス(Vulcānus)の英語読み、のよう。
ライオは……なんでしょう?
rioはスペイン語で「川」という意味、これはラテン語で「小川」を表す「rivus」からの派生と見られます。

言葉のイメージとしては、「ヴァルカン」+「ライオ」で「溶岩流」のような感じでしょうか。







ところで、「小川」の「rivus」は、もちろん英語で「川」を表す「river」に派生するわけですが、「rivus」からなんとなく「rival」という語と関係あるのでは?と思えてきます。

調べてみると、この類推は当たっていて、「rival」の語源はやはり「rivus」にあるよう。
「rivus」から派生した語であるラテン語の「rivalis」には、「好敵手」という意味があります。

なぜ小川が、ライバル=対抗相手に繋がるのかと言うと、過去、人々に取って水は生命線であり、その水利権を得るために耐えず戦いが行われたという。
水を求めて対抗し合っていたので、「川」→「川の利用を求めて争う相手」→「対戦相手」と変化していったようです。

ヴァルカンライオは主人公たちをライバルと見ていて、その力試しのための古戦場、と繋がるかな。

……無理やりですね……。

posted by Loucina at 06:45| グランブルーファンタジー | 更新情報をチェックする